カーシェアリングは基本的に借りたステーションの同じ場所に返却するのが基本的な使い方です。
車の駐車場所の移動などに人件費がかかれば、今の価格を維持していくのも難しいでしょう。
レンタカーでは、移動した先の営業所で乗り捨てもできますが、その分手数料がかかりますからね。
しかし、そんななかタイムズカープラスには乗り捨てができるカーシェアを一部で展開しています。
Times Car PLUS × Ha:mo都内100ヶ所で利用
トヨタの超小型モビリティHa:moとタイムズカープラスが現在都内100ヶ所のステーションで実証実験中です。
COMSとi-ROADという1人乗りの2車種を利用でき、乗り捨て可能なサービスになっています。
ha:moの利用のしかた
利用のしかたは動画で見ることができます。
借りる際に目的地(返却場所)を指定して、利用できます。
ちょっとした移動や、気分転換にもいいかもしれません。
このサービスは、2019年3月末までの実証実験です。
利用してみたい方は、期間前に乗ってみましょう。
豊田市でもHa:moに乗れる
このHa:moは、トヨタのお膝元である愛知県豊田市でも同じようなシステムを使って利用できるようになっています。
Ha:mo TOYOTA city
沖縄ではレンタカーとして観光に利用も
また沖縄ではレンタカーのように貸し出ししているので、観光に使うことができます。小型なので細い道などもラクラク走れるので楽しそうです!
ちゅらまーい
関西・伊丹空港限定で乗り捨てできる
タイムズカープラスでは関西国際空港(関西空港)から大阪国際空港(伊丹空港)、その逆の大阪国際空港(伊丹空港)から関西国際空港(関西空港)へ乗り捨てができるようになっています。
伊丹空港から関西国際空港への乗り継ぎの際、ちょっと寄り道したいかたや、タクシーでの移動費用を抑えたい方に向けたサービスになっています。
タクシーで移動すると15,000円くらい掛かるようです。
乗り捨て料金は掛ります
ただし、利用料金の他に乗り捨て料金として3,240円(税込)が掛ります。
リムジンバスを利用すれば1,950円なので、家族での移動や何処かに寄りたい場合には結構便利でしょう。
継続した乗り捨てサービスは今のところない
過去にも横浜でチョイモビという日産の小型モビリティを使って、Ha:moと同じようなことを実証実験で行っていました。
現在でもチョイモビは利用できますが、一時駐車で観光地には寄れますが、借りる場所と返却場所は同じところになります。
オリックスカーシェアでも、smacoを使っての期間限定乗り捨てサービスがありましたが、現在は継続していません。
法整備や駐車場所、自治体の協力など様々な問題が解決しないと、日本では乗り捨てでのカーシェアの継続したサービスはなかなか実現しないのかもしれませんね。
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